いや~ ホントに美味しかったです!
プサン名物 テジクッパ。
絶対また食べに来ます!
韓国では、スープ系、鍋系のお料理が大好きなんですが、
今回初めて、韓国でも、ほぼプサンでしかお目にかかれないという
名物の「テジクッパ」をいただきました。
その名の通り、
テジ=豚肉 クッパプ=スープごはん
豚骨スープにご飯と豚肉が入っているメニューです。
プサンの中心部 ソミョン西面に
このデジクッパの専門店が立ち並ぶ
有名なテジクッパ通りがあります。
このテジクッパ通り、
大通りから一本東に入っただけなのに、
昭和にタイムスリップしたような風情ただよう街並み。
そして、ん???漂ってくる、
なんだかなじみのある、あの匂い。
プサンからちょうど海を渡った
九州、福岡博多の名物、豚骨スープの香りです。
このテジクッパ通りでは
店先に大きなお釜を置いて
豚骨スープをぐつぐつぐつぐつ煮込んでいるお店が多く、
通り全体にスープの香りが漂っているのです。
韓国側のプサンでは
ご飯を入れてクッパに、
海を隔てた日本側では
麺をいれてラーメンに、
豚骨スープを使った料理が
その街の名物になっている
わけですよね。
歴史的、地理的な裏付けは
わかりませんが、
ちょっと興味深いな~と思いました。
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さて、今回私たちが訪れたのは
その通りにある一軒、
「松亭三代テジクッパ」24時間営業!
注文すると、店の前でぐつぐつ煮ている豚骨スープを
ご飯と豚肉の入ったお椀に注ぎ
キムチ、アミの塩辛、ニラ、唐辛子、
素麺 などと持ってきてくれます。
白濁した豚骨スープに
たっぷり豚肉のスライスが入ったテジクッパは、
塩コショウや、アミの塩辛、キムチなどを、
お好みで投入しながらいただきます。
豚肉は、少し甘めの醤油ベースの
タレをつけていただきます。
スープはコクがありながらも、あっさりと美味しく、
ついつい飲み進んでしまいます。
店先で灰汁を取り続けているからか
くどさの全くないキレイな味わい。
またつけダレといただく、豚肉もおいしい~
後で投入できる素麺も、セットでついてくるので、
スープを飲みすぎないうちに 投入していただきます。
実は私、白菜キムチは好き嫌いが激しく、
ものによっては、火を通さないと
食べづらいケースもあるのですが、
こちらのお店のものは、ニンニクが効きすぎず、
しかし味に深みがあって、とっても好みの味でした。
私たちはテジクッパのみをいただきましたが、、
豚内臓(ネジャン)や豚の腸詰め(スンデ)を入れたもの、
またミックスしたものも注文できるようです。
おつまみ用のゆで豚「スユッ」もあります。
ここテジクッパ通りには、
トッポッキやおでんなどの軽食を置いているお店や
カルグクスのお店もありました。
そして、印象的なのは、
どの店も働くアジュンマ(女性)がいっぱいなこと。
お客さんでにぎわうカルグクスのお店も、
お店の前で、アジュンマが麺を切ったり、ゆでたり、
スープをかきまぜたり
アジュンマ大活躍のテジクッパ通りでした。